IoTというのは、身の周りのものをインターネットに繋げてしまおうという考え方のことです。
今まではコンピューターはある程度以上の大きさにしかすることができませんでした。
しかし半導体の製造技術もアップした現代においては、手のひらに収まるレベルの小型端末も登場し始めています。
今後はパソコンやスマホだけではなく、身の周りのものをほとんどすべてインターネットに繋げて、遠隔操作ができるようになる時代がやってくると見込まれています。
そうした時代に必須になるのが、IoTエンジニアです。
ただ、この分野で仕事をするときには、苦労が付きまといます。
まだノウハウが蓄積されていない最先端の分野ですから、労働者の一人一人にかかる負担は大きくなって当然なわけです。
しかし苦労も多い分、やりがいも強いことは言うまでもないことです。
将来性についても、一般的なエンジニアと比べても幾分か高くなるのではないでしょうか。
なぜなら、まだ身の周りのすべてのものがネットワーク接続されているとは言えないからです。
今後生まれる仕事の量は豊富であって、しかも数十年先までその需要が満たされることは考えにくいです。
今のうちに技術を学んで第一線で仕事ができるようになっておけば、エンジニアと言っても定年まで勤め上げることが可能になるかもしれません。
IT業界そのものが成長産業と名高いですが、その中にあってもさらに一段上の将来性を確保できるのがIoTという分野です。